2006年03月10日

 779. 写真リファイニングのススメ 3


■リサイズしよう

さて撮影したデジカメの写真データは、そのままではサイトに
掲載するには大きすぎるはず。そこでリサイズ(この場合は縮小)が
必要となってくるのです。

たかがリサイズと侮るなかれ。このときに、画素のノイズや多少の
ピンボケを修正することだってできるのです。

さて、リサイズは市販のグラフィックソフトには必ずある機能ですが、
気をつけたいのは、いくつかあるアルゴリズムの選択。
1種類しかない場合は、バイリニアかニアレストネイバーです。
この選択を誤ると、画質が落ちてしまいます。

以下は、ニアレストネイバーとバイキュービックの比較例。
リサイズ後の画像を2倍に拡大して、差がわかりやすいようにしました。
ニアレストネイバー法によるリサイズ結果。
シャープな画像が得られますが、ノイズは強調されます。
縮小時はこちらを推奨する書籍もありますが、少なくともこの写真には適しません。バイリニア法も似たような状態になりました。
バイキュービック法によるリサイズ結果。
画素のノイズが馴染んで消えたことが分かるでしょうか。弱点として、画像のシャープさが失われます。 私は縮小時も、こちらのアルゴリズムを使います。

色調補正とリサイズが済んだ段階の画像です。バイキュービック法で縮小したので、ちょっとボケてます……といっても、こんなに縮小したら、分かりませんね  これをクッキリさせるために「シャープ」 を行います
ただ普通に画像全体に「シャープ」をかけてもいいのですが、お使いのソフトに「アンシャープマスク」があれば、「シャープ」ではなく「アンシャープマスク」を選らんでください。こちらの方がエッジをシャープにしたいところだけをシャープにすることができます。

上の画像ではメンバーの顔の部分だけを選択し、選択範囲の輪郭をボカした上で、アンシャープマスクをかけた例。

これは、BellやKatの服にシャープがかかるとJpeg圧縮したときにサイズが大きくなってしまうからです。サイト上に掲載する画像は、なるべくサイズが小さいことが望ましいから、このようにしています。
「アンシャープマスク」のパネル。私が使っているのは、だいたいこんな感じのパラメータです(実は、このヘンは門外不出のノウハウの塊だったりする。画像を見ながら適用量を増減して、最終的な数値を決定。

以上で、完成。あとはロゴなりコピーライトなりを書きこんで終了。
これが最終的に↓こうなりました

あまり変化がない? それに気がついたあなたは鋭い(笑)
実は、この写真ストロボを焚いて撮影しているので、オリジナルでも
そのまま使える範囲にあるんですよ。途中で気がついたんだけど、
まぁ手順が分かればいいか、と

さらにこだわるなら、HwaHwaの白い服の階調が飛んでいるので
それを修正するとかもありますが、印刷に回すわけじゃなし、
サイトではインパクト重視でいきましょう。

もう少し効果が分かる例としては、Vickyさんの写真を無断でお借りして
オリジナル 加工後
HwaHwaの顔を明るくして、Jennyの顔の明るさと合わせているのが
分かりますか? 言われないと気がつかないもんでしょ?

以上、ざっとフォトレタッチの基本を書いてみましたが、
お役に立てば幸いです。

サイトに掲載する写真は、女性はよりキレイに、男性はよりカッコ良く、
食べ物はよりおいしそうに、風景ならより印象的に見せたいものですね。
Posted by alt at 2006年03月10日 01:03
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